私たちのビジョン:
「和解文化の創成」
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近年、国際情勢が刻々と変容する中、日本・中国・韓国を始めとする東アジア諸国の関係改善が地域の安定と平和的繁栄のために求められています。東アジア諸地域は古代から文化の活発な往来により緊密に繋がってきました。その様な繋がりは今でも変わらず維持されおり、近年では日中韓の若者層がサブカルチャーや食文化を通じて、お互いに対して興味関心を持ち、親近感を抱くような現象が見られます。
その一方、歴史に関する諸問題に目を向けると、東アジアにおける亀裂はより一層深まっています。その根本にあるのは各国国民の歴史記憶に対する感情のぶつかり合いであり、政権同士の和解の交渉がどんなに進められていても、その土台である市民感情が変化しなければ根本的な解決には到達できません。
「諸国民の和解」は、単なる妥協によっては達成されません。和解の形成は、市民レベルでの絶え間ない対話とお互いに対する理解により実現するものであって、その中でお互いに変化していくことを前提としています。自らの「感情」を自覚し、それを相手と伝え合い、相手を理解することこそが歴史に関する諸問題を解決する上で避けて通れぬ道なのです。
私たちERIFF学生実行委員会は、映画祭をという形を通じて、市民レベルの対話と理解を形成する一つのきっかけを作り、和解への長い歩みを進めることを目指します。未来を担う私たち学生や若者たちの手によって作られた脚本と映画を広く募集し、その作品をできるだけ多くの人に届けることにより、「和解文化」を創り出すことが私たちの使命です。
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目指す映画祭像
私たちのゴール
「和解」について
考える「場」
親子の「和解」など身近なものを通して、
国民同士の「和解」の難しさを考えるきっかけに。
「和解部門」を設けて表彰し、
作品を通した対話を生み、語らいあう場に。
「創る」映画祭に
若い脚本家を発掘し、アジアの映画業界を盛り上げるため、脚本コンペで優秀な作品には映像化の機会を。
学生実行委も自ら作品を制作・上映し、フィロソフィを
もった映画祭に。
(東アジア)若手クリエイターの
「登竜門」
日本だけでなく、中韓をはじめとする海外の有力作品にも多く応募いただき、東アジアの若手クリエイターにとっては必ず参加したいと思えるような映画祭に。
10年後、50年後も長く続き、社会的価値のある行事に。
メンバー紹介
04
私たちのコミュニティー:
私たちERIFFは大きく理事会と実行委員会に分かれています。日頃の活動は基本すべて学生を主体とした、実行委員会が行っています。理事会は、実行委員会の監督、補佐及び助言が主の役目になります。その点では、「学生」を主体とした映画祭というコンセプトに則っています。
理事会
実行委員会
学生実行委員長 / 早稲田大学
神尾 俊宏
学生実行副委員長 / 早稲田大学
前田 雅風
メンバー / 早稲田大学
秋本 丈太
メンバー / 早稲田大学
池田 望生
財務・Theory局長 / 東京大学
市川 智也
メンバー / 早稲田大学
北山 明志
メンバー / 早稲田大学
Kim Minseop
メンバー / 聖心女子大学
倉持 亞希
メンバー / 早稲田大学
煙山 遼
メンバー / 一橋大学
後藤 夏林
メンバー / 早稲田大学
清水 悠太
メンバー / 東京農業大学
須賀 円香
メンバー / 早稲田大学
Sophie Xie
メンバー / 早稲田大学
高田 英晃
メンバー / 早稲田大学
陳 東昇
メンバー / 早稲田大学
筒井 菜々歩
メンバー / 早稲田大学
寺園 健吾
メンバー / 東京大学
堂脇 良介
メンバー / 早稲田大学
生井 海東
メンバー / 國學院大學北海道短期大学部
矢代 晴子
メンバー /早稲田大学
吉田 武人
メンバー / 早稲田大学
吉田 凪
メンバー / 早稲田大学
Lee Jaewuk
メンバー / 上智大学
林 来儀